【ロードバイク】雨に降られてしまったら...【クリーニング】
こんにちは、そしてはじめまして。
初投稿の今回は自転車のメンテナンスについて書いてみようと思います。
(本記事における自転車は、マウンテンバイクやロードバイクなど、主にスポーツやフィットネスを目的に乗る自転車を指します)
天気予報を確認してサイクリングに出たはずなのに、急な雨に見舞われ自分も自転車もびしょ濡れ、せっかくのサイクリングが台無し...という経験は誰しもされたことがあると思います。
降られないのが最善ですが、降られてしまった時は自分の自転車を綺麗にするチャンスだと思い、いつも以上に丁寧に自転車をメンテナンスするというのは如何でしょうか。
この記事では、日頃行うメンテナンス作業に加えて雨に降られてしまった時に抑えておくべきポイントなどを加えて解説していこうと思います。
◇準備しておくと便利なアイテム
・ディスプレイ用両立スタンド
・メンテナンス用片足スタンド
ステップ①
ライトやツールボトルなど、自転車に付いている装備品は予め外しておきます。
パーツトレイなどを使いひとまとめにしておくと便利です。
ステップ②
自転車に付いた水滴を大まかに拭きます。この時、ハンドル周りなど手で触れる場所から始め、サドルやフレーム、タイヤやクランク・チェーン周りなど汚れやすい部分にかけて拭き上げを行うと他の部分を汚してしまう心配がなくなります。
同時に前輪を持ち上げ、フレーム内部の水分を抜く(水抜)作業も行います。
ステップ③
ここまでの工程が終わったら前後輪を外し、細かい部分の水滴や汚れを拭き取って行きます。
雨の日は路上に落ちている物をタイヤが拾いやすい為、車輪を外した段階で念入りに異物がないかチェックをしてください。
付いているブレーキがキャリパーやカンティ・Vブレーキなどリムを挟むタイプの場合はブレーキシューの表面やブレーキの制動面もしっかりクリーニングしておきましょう。
左:タイヤに刺さった異物 右:リム制動面の汚れ
ここまでの工程が終わったら、車輪を戻しブレーキのセンターや変速の動きなど調整箇所を適宜確認しておきます。
ステップ④
最後の仕上げはチェーンのクリーニングと注油です。
これは一例ですが、私はフレーム用のクリーナーをチェーン全体になじませて汚れや以前までのオイルを落としています。専用の工具等を使用しても問題ありません。
クリーニング後は水分をしっかりと拭き取り、乾かしてください。
その後、注油を行い馴染ませたら一通りの作業は完了です。
この記事で紹介した内容は特別に用意する物も無く、
日頃のメンテナンスの延長で出来る内容ですので、
雨で乗れない休日の時間を少し自転車に使ってみるのは如何でしょうか。
ここまでお読みいただきありがとうございました。